もう二度と会いたくない人
悪魔の「A子」
過去記事で書いていますが、わたしには「もうこいつだけは絶対に許せない」という敵(かたき)のような人間がいました。
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あまりの性格の悪さから、周りからひそかに「悪魔」とあだ名されていたので、ここではAKUMAのAをとって『A子』と呼ばせていただきます。
さて、このA子からうけた数々の仕打ちを許すのになんと5年以上かかってしまったのですが、それからほぼ1年半後の今年5月、なんと彼女はめでたく寿退社したのでございます!
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寿退社という形で彼女が私の前から消えるということは予想もしていなかったので、この展開にはかなり驚きました。
私と彼女は2つ違いの同年代で、世間でいうところの立派なBBA。
属にいう【高齢婚】です(再婚ですが)。
そういうわけで寿退社という選択は非常に低かったのでございます。
とはいえA子は美人だし、とても流行に敏感でおしゃれな人で、いわゆる【女子力】の高い人だったので、年齢は関係なく結婚しようと思えばいくらでもできた人ではありました。
ただ欠点は性格がどうしようもなく壊滅的に悪いということだけだったのでした(^◇^;)
彼女とのカルマは解消されたのか?
よく業(カルマ)が解消されると相手との縁が切れるとか言いますよね?
わたしと彼女との縁はこれで切れたのでしょうか?
本当に縁が切れたのなら大変喜ばしいのですが、彼女が出戻ってくる気満々に見受けられたので、そこがわたしにとって非常に心配なところでございます( ノД`)
何故、彼女が出戻ってくる気満々なのかといいますと、一言でいえば『望んでする結婚ではない』から。
彼女はバツイチなのですが、世間体を気にする親にほぼ無理やり再婚させられたという感じです。
しかし、そのような結婚をさせられるには彼女に非があったからでもあるのですが、それを書くと話がものすごく長くなるのでやめておきます。
そういう訳もあって退職する直前の彼女はかなりやつれてみえました。
おなかに蕁麻疹ができたらしいという話もききました。
「自業自得」とほくそえむなんてことはしませんでしたが、だからといってかわいそうとも思いませんでした。
自分の人生なんだし、そんなに結婚が嫌なら家をでればいいと思うのですが(彼女は親と同居していた)家を出て出費を気にしながら生きるのもいやだったのでしょうか。
娘の進学のことも理由のひとつにあったのでしょう。
結局、彼女は金のある10歳年上の男性との結婚を承諾し、東京で暮らすことを選択したのでした。
その選択をしたのは彼女自身である以上、責任をとるしかありません。
とはいうものの、A子は悪知恵だけはものすごくよく働くし、行動力もあるし、口もうまいので、出戻ってくる確率は非常に高いと思われます。
(#゚Д゚)しかしそれではわたしが困る
もう今生(こんじょう)では彼女と絶対にお会いしたくないのです。
もし次に会うとしたら『来来来来来来世』ぐらいでお願いします((=゚Д゚=))ノ
では、私にできることって何でしょうか?
それはおそらく彼女の幸せを心から願うこと。
彼女が東京で幸せに暮らすことを心から願うことです。
仏教徒のわたくしではございますが、もう二度と彼女に会わないですむのなら彼女の幸福が最大MAXになるように、【慈悲の瞑想】はもちろんのこと、八百万(やおろず)の神々はもとより、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教の神やその他の神に祈ることもやぶさかではございません。
彼女が幸せな結婚生活を送り、こちらにもどってこないならば私はいくらでも彼女の幸せを祈ります。
どうかみなさまも是非わたくしと一緒にA子の幸せを祈ってくださいませね。
負の業(カルマ)は『課題』という側面を持っている
とは申しますものの『負の業(カルマ)』というのは自分にとっての『課題』という側面を持っています。
ですから、彼女との出会いはやはりわたしにとっての『課題』でございました。
彼女こそわたくしにとっての人生最大・最強の「反面教師」であったと断言できます。
※褒め言葉ではありません、念のため。
彼女がいたからこそ、わたしは自分の性格の悪さや愚かさを自覚し、それを直そうとがんばれたのです。
そういう意味で彼女は私の人生の恩人です。
その点を踏まえたうえで言えることは、A子にとってもこの度の結婚は彼女にとっての『課題』であるということです。
この『課題』の恐ろしいところは『課題』をやりとげずに逃げると、ずっ~と似たような状況が、しかもさらにパワーアップして何度もあらわれてくるというところです。
彼女も縁があったからこそ、相手の男性と結婚することになったのであって、これを無理やり解消しようとするとおそらくうまくいかないのではないかという気がします。
まあ、二度と会いたくないからそう思うんだろうと言われればその通りなんですけどね(-ω-`*)
今までは嘘や口八丁でうまく世渡りをしてきたA子ですが、もしかしたら今回の結婚という『課題』でその性格を直す機会が与えられたのかもしれません。
A子と出会い、仏教を学び始めて得た教訓は「人生、不幸に思えたときが一番人として成長できる」ということです。
彼女も無事に『課題』をクリアできればいいなあと思います。
では、ここでオフコースの往年の名曲「さよなら」のさびの部分の「さよなら、さよなら、さよならぁぁぁ~」だけをエンドレスで流しながら彼女とお別れしたいと思います。
みなさまが幸せでありますように( ゚▽゚)/