反論!ベトナム人留学生の「日本人の幸福って何なの?」に物申す!


 

どの国もそれぞれ問題を抱えている

 

完璧な国はない

 

最近、ネットでこのベトナム人留学生の新聞の投書が載っていたので読んでみたのですが、実はこれ2年位前の投書なんですね(^◇^;)

 

しかし、よほどインパクトがあったのか、1年おきくらいに話題になるみたいです。

 

こちらが新聞の投書の内容になります↓

 

 

私は日本に来るまで、日本は立派で偉大な国だと思っていた。

来日当初も、街の発展ぶりや人々の生活の豊かさを見て、私の国ベトナムとの差は大きいと感じた。

きっと日本人は自分の国に誇りを持ち、幸せだと感じているのだろうと思っていた。

しかし、来日から10ヶ月が過ぎた今、実はそうではないように感じる。
日本は、世界でも自殺率が高い国の一つだという。

電車の中では、睡眠不足で疲れた顔をよく見る。
日本人はあまり笑っていないし、いつも何か心配事があるような顔をしている。

日本人は勤勉で、一生懸命働いて今の日本を建設した。
でも、会社や組織への貢献ばかり考え、自分の成果を自分が享受することを忘れていると思う。

ベトナムはまだ貧乏な国だが、困難でも楽観的に暮らし、めったに自殺を考えない。

経済的豊かさは幸福につながるとは限らない。
日本人は何のために頑張っているのか。

幸福とは何なのか。
日本人自身で答えを探した方がいいと思う。




 

((=゚Д゚=))ノ この投書にもの申~す!!!

 

まあ、そりゃこの方がそう思われたのなら、それはそれでいいんですが、しかしそれならわたくしも申し上げたいことがあるのです!

 

なぜかというと、わたくしの職場は今、空前絶後の人出不足から大量のベトナム人研修生を受け入れているのです。

大勢のベトナム人に取り囲まれながら日々生活しているからこそ言えるこの言葉。

 

「大・き・な・お・世・話 (-ω-`*)」



価値観はその国でそれぞれ違う

 

まあ、確かに日本の自殺率が高いのは問題だと思います。

日本人の「真面目さ」が自分を追いつめてしまうという部分は確かにありますよ。

 

しかし、『真面目さ』というのは日本人の性格の中でも、もっとも重要な部分ではないでしょうか。

真面目な人に「不真面目にやれ」と言ったら、それはそれでものすごいストレスになるのです。

そう、それはわたくしが身をもって体験しております。

 

実は、わたくし『真面目』なのです。

ことわっておきますが、別にわたくしが『自分は真面目な人間である』と思っていたわけではありません。

どちらかといえば『不真面目』なほうだと思っていました。

 

しかし誓教寺で行われている「絵画教室」の先生から、絵を一目みて「真面目な方ですね」と言われ、鍼灸院の先生からも話しをしたら「真面目だからね~」と言われ、その他の人からも「真面目」と言われたら、「そうか、実はわたしは真面目人間だったんだな」と思った次第です。

 

その「真面目」なわたくしが「不真面目」に仕事をするというのは非常なストレスなのです!!!

 

そして、日々わたくしはいらぬストレスを抱えて仕事をしているのです!

 

何故か?

 

(#゚Д゚) それはベトナム人の仕事が「雑」だから~ぁ!

 

確かに仕事は早い。

しかし「雑」なのです。

その雑な仕事ぶりを見ながら仕事をするのは、非常にストレスが溜まるのです。

 

とはいえ、まあそれは仕方のない部分ではあります。

今は生産性をあげることが重要とされておりますので。

スピード重視になればなるほど、仕事も必然的に雑になるのも仕方のないことです。

 

しかし、そこは目をつむったとしても、他にもストレスになることはあるのです。

 

それは何か?

 

(#゚Д゚) それはベトナム人は面倒くさいことは、絶対にやりたがらないから

見て見ぬふりをするから

そのつど言われないとやらないから~ぁ!!!

 

おっと、いけない、わたくしとしたことがつい感情的になってしまいました(-ω-`*)

 

例えをあげますと、何かを移動させなくてはならないことがあったとします。

すると誰かがやるのを待っているのです。

自分から率先してやるということはほぼありません。

言われてやっとやり始めます。

 

こちらとしてもその都度うるさく言うのは極力したくないのですよ。

疲れるし。

気分もよくないし。

 

しかし、ベトナムの子たちはきつく言われないかぎり、面倒くさいことは極力やりたがらないのです。

これはほぼ全員にいえる共通した性格です。

 

きつく言われるリスクより、面倒くさいことをやりたくないという気持ちの方が勝っているのです。

 

そういった人たちと仕事をするのは、すごく疲れるのです!

幸福感が損なわれるのです!

 

新聞の投書で留学生の子が経済的豊かさは幸福につながるとは限らないと書いておりましたが、わたしはここで声を大にして言いたい。

 

「((=゚Д゚=))ノ 面倒くさいことをやりたがらないその性格を直さないかぎり、あんたらの国が豊かになることはありませんから~!」



彼女らを見てわかったこと

 

しかしベトナム研修生の子たちを観察しながら、つくづく思うことがあります。

 

それはやはり「国」というのは一人一人の人間がつくりあげていっているのだということです。

 

日本が明治維新後、急激な近代化に成功し、大戦後の復興も尋常じゃなく早かったというのは伊達ではありません。

やはり一人一人の日本人の「真面目さ」が大きく貢献した結果なのだということをしみじみと実感します。

 

嫌なことを率先してやるとか、言われなくてもやるとか、見えないところを掃除するとか、気を配るとか、そういった細かいもろもろの美徳とされることが、今の日本をつくりあげてきたのだということを、ベトナム人研修生を見ながらつくづく感じたのでございました。

 

とはいえ、今の日本は相対的に国力が落ちてきているように感じます。

 

もちろんそれは少子化も一つの要因ではありますが、他にも「人の嫌がる仕事を率先してやる」とか「見えない部分を大事にする」というような、そういった古き善き美徳が衰退していっているのも原因の一つかもしれません。



見習うべきは「寛容さ」

 

しかし、ベトナム人に見習うところはないのかというとそんなことはありません。

見習うべきところは多々あります。

 

その中でもっとも大きなものが「寛容さ」です。

去年のことですが、ベトナム研修生が3年の研修期間を終えてベトナムに帰ることになったので、仲のよかった子を2人連れて、日帰り旅行に出かけたときのことです。

 

ベトナム人にかぎらず、車の普及していない国には共通していえることですが、車に弱い人がけっこう多いです。

日本人の車に弱い人で、大人になっても吐くほど酔う人はそんなにいませんが、外国の人は吐くほど酔う人は多いようです。

 

ちなみに外国の人が「私は車に弱いです」と言ったら、ドライブに行くときはゲロ袋をぜったいに用意しておきましょう。

わたしはそれで失敗したのでございます(^◇^;)

 

さて、ベトナムの子たちを車の後ろに乗せてドライブしているときのことです。

くねくねした下り道にさしかかったときに、車に弱い方の研修生の子が耐え切れず吐いてしまったのです!

 

そのときもう一人の子が、そばにあった袋をとっさに差し出しだしたのですが、その中にはその子のジャケットが入っていたのでした。

 

もちろんジャケット、ゲロまみれ(ーー;)

 

しかし、その子はそのことについては全く気にしていないようで、吐いた子を介抱していました。

 

(o゚▽゚)o えらい!

 

日本人だったら、自分のジャケットをゲロまみれにされたら、やっぱり気分悪くする人が多いだろうと思います。

態度には出さないとは思いますけど。

 

しかし、そのベトナムの子は「洗えばいいや」みたいな感じで、本当に気にしていないようでした。

 

ベトナムの子はお出かけするとき、とてもおしゃれに気をつかいます。

きっとそのジャケットだって、その子のお気にいりだったに違いありません。

なのに、ゲロまみれにされても気にしない「寛容さ」。

 

そういった態度を見て、「寛容さ」ってやっぱり大切だな~としみじみ思ったのです。

 

日本人は「真面目」な反面、そこまでの「寛容さ」を持てない人が多いのではないかと思います。

 

自分に対しても、他人に対しても「寛容さ」を持てないぶん、それが閉塞感のある社会をつくり出す要因になっているのではないでしょうか?

 

それって「真面目さ」からくる「負の部分」なのですね。

 

日本人が「真面目さ」に加えて、もっと「寛容さ」を身につけ、さらには「人の嫌がることを率先してやる」というような古き善き美徳を捨てることなく保っていくことができたら、日本はもっといい国になるんじゃないかなと思ったわけなのでした。

 

まとめ

 

価値観というのは、国によって違います。

 

日本人にとって「真面目に働く」というのは、幸福感の一つでもあるのです。

ただ、その真面目さで、自分の首を絞めてしまうということ多々あります。

 

そういった事態を緩和するのが「寛容さ」なのです。

 

自分にも他人にも「寛容」であること。

 

それが、生きやすい社会を創っていくことになるのですね。

 

また、完全な人間なんていない以上、完全な国もないのです。

 

ですから、この投書をしたベトナム人留学生の子も、日本の悪い部分だけではなく、よいところにも目を向け、色々学び、ベトナムに帰ってから、国が少しでもよくなるように努力してほしいと思うのです。

 

他人の悪いところはとかく見えやすいのです。

 

悪いところは反面教師にして、いいところは率先して真似をしてみる。

それが、人でも、国でも向上していく方法なんだと思うのです。

 

みなさまが幸せでありますように( ゚▽゚)/








記事一覧はこちら→「心を洗う」


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