人生はただでは好転しない
皆さんが人生を好転させたい、幸せになりたいと考えておられるなら、やはり守るべき基本ルールがあります。
私も人生最大最悪の大逆境期である『ゴリゴリ期』を抜け出せたのも、この基本ルールを守る努力をしたからです。
このルールを守る努力をしたことで、知らず知らず心が向上していたのだと『ゴリゴリ期』を抜けた今になって、はっきりとわかります。
『ゴリゴリ期』についての関連記事:『頑張っても頑張っても報われないと思っているなら~それは人生におけるゴリゴリ期です』
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ですので、人生を好転させたいと思っておられるのなら、この5つの基本ルールを守ってみてください。
この5つを守るだけで、あなたは災難を受けにくい体質へと変わっていくことでしょう。
是非、基本ルールを守って幸せ体質を手に入れてくださいね( ゚▽゚)/
さて、5つの基本ルールは正式には『五戒』と言います。
お釈迦様が出家をしていない一般の人々が幸せに生きるためにお奨めになった道徳の基本ルールです。
その5つとは
1.殺生をしない
2.盗まない
3.不倫をしない、邪ま(よこしま)な行為をしない
4.嘘をつかない
5.脳の働きを悪くする酒・麻薬などを摂らない
です。
「は、何それ?」と思われました?
幸せ体質に変えるルールがこんなに簡単で拍子抜けしたとか?
もっとすごいものを期待していたとか?
しかし、この『五戒』を徹底的に守るとなると、か~な~り難しいんです。
さすがお釈迦様が卓越した智慧でお奨めになったルールだけに真面目に実践すれば悟りにまで達することができます。
実はそれほどすごいルールなんです。
例えば1の「殺生をしない」を徹底的に守ろうとすると、当然ことながら蚊もゴキブリも蠅も殺せなくなります。
殺したいというのは怒りの心です。
その怒りの心を慈しみの心に変えていく。
蚊や蠅やごきぶりにも慈しみの念を抱くようにする。
嫌いだから殺す、刺されたから殺すじゃ、本能のまま生きているということなんです。
それでは、幸せ体質になれないんです。
もちろん難しいですよ!
虫が嫌いな人ならなおさらでしょう。
難しいからこそ心が向上するんです。
少しずつ少しずつ本能を抑制し、理性を育てていくのです。
私は最初のころは蚊や蠅を見ると「手のひらを太陽に」を心の中で口ずさんでいました。
「ぼくらはみんな生きている~♪」から始まって歌詞の最後は「ミミズだって オケラだって アメンボだって みんな みんな生きているんだ 友だちなんだ」で終わりますが、そこに、蚊や蠅やごきぶりも入れるのです。
そうすると次第に、そうよね~、私達みんな頑張って生きているんだよね~と優しい気持ちになってきます。
そうして、みんなで頑張って生きていこうね~という気持ちに次第に変わっていきます。
その優しい心をどんどん高めていくと、最終的には「不還果」という上から2番目の悟りに達することができると言われています。
※ちなみに最高の悟りは「阿羅漢果」です。
そういえば「手のひらを太陽に」の作詞者は「あんぱんまん」の作者である故やなせたかしさんでしたね。
この歌詞を読んだだけでも、やなせさんがいかに慈しみの心にあふれていらっしゃたかがよくわかります。
私達はあんぱんまんような優しい心を持って生きていけば幸せ体質になれるのです。
1の「殺生しない」が怒りを抑制するルールなのに対して、2の「盗まない」、3の「不倫をしない」、4の「嘘をつかない」は欲を抑制するルールになっています。
特に4の「嘘をつかない」は難しいですよね。
嘘をつくつもりはないのに、つい気持ちとは裏腹な事を言ったり、これくらいならいいだろうと小さい嘘を言ってしまったり・・・。
嘘を言うくらいなら黙っておこうとするのですが、これもまた難しい。
それでも、努力することで、次第に心がきれいになっていきます。
難しくても、守れるように頑張ってみる。
この姿勢が大切なんです。
幸せ体質になるには日々の努力にかかっています!
『人生を好転させる為に守るべき5つの基本ルール(PART2)』に続きます。