五戒を守るのは難しい
さて、前回人生を好転させる為に守るべき5つの基本ルールについて大雑把に説明いたしました。
私もね、『ゴリゴリ期』を抜けて落ち着いてきますと、いかに「五戒」が大切かということがよく解るようになりました。
それまでは、やりなさいと言われているから、やっているみたいなところが心のどっかにあったんです。
訳分んないけど、やってみようみたいなね。。
もちろん、やるからには真面目に取り組みましたけど、本質がわかっていなかったというか( ノД`)
結局『ゴリゴリ期』を体験して、よく解ったのが人間、本能中心に生きると思い切り不幸になります。
これは、絶対確実です。
『ゴリゴリ期』についての関連記事:『頑張っても頑張っても報われないと思っているなら~それは人生におけるゴリゴリ期です』
スマナサーラ長老のご説明によると、そもそも本能をつかさどる原始脳は「善悪」の判断ができないそうです。
だから、原始脳が発する命令に従って生きてしまうと、怒りまくり・欲を張りまくり、怠けまくりの人生になってしまうわけですね。
※「スマナサーラ長老」については「日本テーラワーダ仏教教会」のHPをご覧ください。
こうなると、不幸まっしぐらの人生になってしまいます。
そうならないために、お釈迦様が出家していない一般人の為にお奨めになられたのが「五戒」です。
さて
5.脳の働きを悪くする酒・麻薬などを摂らない
についてですが、飲酒文化の根強い日本において、お酒を断つというのは、結構難しいと思われる方もいらっしゃるんじゃないでしょうか?
飲みに行ってお酒を断るのも場の雰囲気を盛下げそうだし、今まで、ガンガン飲んでいたのに、急に飲まなくなるってなんで?って突っ込まれたらどう答えていいかわからないですよね。
私も、かつてはお酒大好きだったので、やめる難しさは本当によくわかります。
毎晩、晩酌はかかさず、もちろん飲みにもしょっちゅう行っていました。
しかし、やはり五戒を守るようになり、晩酌はきっぱりやめました。
『ゴリゴリ期』を乗り越えるためなら、なんでもやろうという気持ちだったからです。
問題は飲み会だったのですが、『ゴリゴリ期』の洗礼を受けてストレスの溜まっていた私は、結構体調を崩しやすくなっていました。
お腹が猛烈に痛くなったりとか。
それで「体調が良くないから暫くお酒やめる」宣言をしたんです。
それで、お酒を飲むのを断ったのですが、やはり一年に一度くらい「今日くらい付き合おうかな」とお酒を飲むときがありました。
するとですね、体がアルコールへの耐性がなくなっているので、少量でメチャクチャ酔う訳です。
次の日まで、調子悪かったりして「酒ってこんなに体に良くないものだったんだ」と実感しましたよ。
アルコールは脳も悪くしますが、体も悪くします。
一日、一合くらいの酒は体にいいっていうの、あれも医者が酒を飲むためのこじつけのような気がします。
それで、もうすっかりやめてしまいました。
周りも私がお酒を飲まなくなったのに慣れてしまって、飲みに行ってもお酒を勧めてくることはほとんど無くなりましたし( ゚∀゚)
お酒をやめると、いいことだらけです。
飲酒運転を気にせず車を運転できるし、お酒での失敗は無いし、出費は減るし。
やめた今となっては「やめてよかった」と思うことばかりです。
会社の上司や先輩や同僚が、あなたの人生の責任をとってくれるわけでもないので、つきあいはほどほどにしておいて、お酒をやめる道を模索されるようお奨めいたします。
アルコールを断った今は、私にとって次に減らす欲は「食欲」です。
これは本当に手ごわい。
私は全く太っていないのですが、ものすごく大食いなんです。
お腹がすくと、食べる食べる。
これからの私の課題は「体が必要な量を計って食事をする」です。
何度も挫折していますが、今日からまたがんばります。
皆さんもまずは「五戒」を守って、幸せ体質を手に入れる努力を始めてみてください!
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