大嫌いな人が去っていくレッスン(Part4)~怒らない練習編


 

怒らないのは難しい

 

 

怒りを消すのも難しい

 

インターネットの普及で、わからないことがあればすぐに答えが手に入る状況化になり、わたしたちは何でも簡単に物事が解決できると勘違いしがちです。

 

そりゃ、物理的な問題ならネットで調べればある程度はすぐに解決できますよ。

例えば、パソコンの調子がおかしくなったときに、ネットで調べれば、状況に応じた解決法がいろいろ提示されます。

しかし、それだってちょっと複雑になれば、ある程度のパソコンの知識が必要になります。

パソコン用語もわからない人が、さまざまな説明を読んでも何が書いてあるのかさっぱりわからないなら、やはりそれなりに学習しなくてはなりません。





しかし、こと心のことになると、わたしたちは自分のことを何もわかっていないのに、一発で解決できる方法を探そうとします。

 

例えばわかりやすいのが

「怒りが一瞬で消える方法」

とかですね(;^ω^)

 

そりゃ「相手に少しイラっとした」くらいなら、怒りも一瞬で消すことも可能です。

しかし、相手に対して怒りの感情が激しく燃えさかっている状態で、一瞬で怒りを消すというのは、山火事で山が激しく燃えさかっている状況なのに、一瞬で火を消せと言っているのと同じです。

 

そんな神技があるなら世の中もっと平和です(^_^;)

 

ただ「怒り」というのは大変苦しい感情ですので、一刻も早く消したいという気持ちもよ~くわかります。

しかし、心が山火事状態になったら沈下させるのは並大抵のことではありません。

 

日常においては、わたしたちは火事を起こさないように火の取り扱いには十分気をつけるようにしていますよね。

そのように、まずは「日ごろから怒りに火をつけない」ように心を保つ努力をするのが必要です。

 

だいたい、わたしたちは日ごろから怒り放題、欲を出し放題、面倒くさがり放題で生きすぎなのです。

まったく自分の心をコントロールすることなく、そのときの気分で生きる人がほとんどです。

そしてにっちもさっちもいかなくなってから、神様に「助けてください」と泣きつくのです。

仮に神様がいたとしても「知らんわ」となると思います。

とまこさんによるイラストACからのイラスト

 

神様の視点からみて「喜怒哀楽の激しい人」と「心をコントロールして常に落ちついた行動をとる人」がいたら、どちらがより人間らしい生き方をしているでしょうか?

 

「喜怒哀楽の激しい人」というのは一見人間らしい生き方のように思えるかもしれませんが、神様からみたら「より動物に近い生き方をしている人」にしかすぎないと思います。

というより、動物より質(たち)が悪いです。

人ははげしい怒りに任せて行動すると、無関係な人までまきこんで大量殺人を犯したり、自殺をしたりします。

少なくとも動物そんなことはしませんから。

 

おそらく神様に好かれる人というのは、何があっても平常心保つように心をコントロールできる人、もしくはそのように努力する人ではないでしょうか。

 

仏教的にいえば、感情に流されず平常心を保つ努力をするというのはとても善い行いなので、善い業(ごう、カルマ)を積むこととなり、その結果善いことが起こるということになります。



 

 

怒らない練習

 

平常心を保つうえで、最も重要なのが「感情的にならない」ということです。

 

平常心を保つ努力をすること=人間力を上げる

と言ってもいいでしょう。

 

仏教ではわたしたちの心のことを「モンキーマインド」と呼んでいます。

「猿のように落ち着きのない心」ということですね。

 

わたしたちは、何かを見る、聞く、嗅ぐ、触る、考えることで、瞬時に怒りを燃え上がらせたり、何かを欲しくなったりします。

心は猿のように落ち着きなく、ひっきりなしに動きまわり、その結果地雷を踏んでしまうのです。

http://jay-storm.com/?p=69より

わたしたちは人生には地雷がいたるところに埋まっているということをあまりにも見逃しすぎです。

 

そこで、まずは人生の中のあらゆるところに埋め込まれている地雷を踏まないためにも「怒らない練習」をしてみましょう。

 

先ほどでも書きましたように、怒りに火がつくと鎮火させるは非常に大変です。

 

だいたいすぐに怒る人というのは、心に怒り癖がついています。

なので些細なことでもすぐに怒ってしまい、人生を行き詰まらせたりします。

 

「怒りは人生の最大の敵である」ということをしっかり認識して、できるだけ怒りのない心を育てるように努力してみましょう。

 

 

怒りの種類を知る

 

仏教では怒りを10種類に分類しています。

こちらを読んで、今自分はどのような怒りを感じているのか確認してみてください。

 

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怒りというのは「漠然と嫌だと感じること」まで含まれます。

そういった自分でも気づくか気づかないかの怒りまで含めたら、わたしたちは一日のかなりの割合を怒りで過ごしていることになります。

確かにそんなにずーっと怒っていたら、心も体も病気にもなろうってもんです。

 

まずは自分がどのような怒りを感じているかを知り、その怒りに直接アプローチすることで、徐々に怒りへの耐性をつけていきましょう。



 

 

怒りの鎮めかた

 

どのような怒りを感じているかにもよりますが、怒りが激しくなればなるほど、鎮めるのは難しくなります。

 

よく怒りを発散させることで怒りを鎮めるというのを聞きますが、はっきり言って逆効果です。

怒りというのは発散させればさせるほど、燃え広がるもんなんです。

もし怒りを酒で発散させようもんなら犯罪を犯してしまうのがおちです。

 

怒りは「自分の怒りに気づくこと」でしか、鎮めることはできないのです。

 

しかし怒りにいくら気づいたところで、なかなか鎮めるのは難しいものですね?

 

ものすごく激しい怒りになると前回の記事でも書いたように、瞑想したりするのが一番効果的ですが、ここでは自分がやってみて効果があり、手軽にできる方法をお伝えしようと思います。

 

1.呼吸を感じる

やはり一番大切なのは呼吸です。

怒ると呼吸も浅くなるので、何回か深呼吸してからご自分の呼吸を感じてみましょう。

鼻から肺に入っていく空気、鼻から抜けていく空気がどのようなものかをかんじながら呼吸に集中してみてください。

 

2.アファメーションをする

呼吸に意識を向けたら、次に「だんだん心が落ち着いてきている」、「心が鎮まってきている」というようなアファメーションをしてみましょう。

「鎮まっていく、鎮まっていく」、「穏やかな心、穏やかな心」という簡単なものでもいいでしょう。

呼吸と連動させながら、心が徐々に落ち着いていくことを想像しつつ、心に何度も言い聞かせます。

 

3.体を動かして体の動きに集中する

呼吸とアファメーションだけでもかなりの効果がありますが、怒りが激しいとそれでもなかなか怒りは鎮まりません。

心はあっちこっちに動きまわり、怒りの妄想に振り回されてしまいます。

怒りの妄想に振り回されないために、体も動かして体の動きに集中してみましょう。

 

激しい怒りは、注意力を散漫にして仕事で重大なミスを引き起こす確率が高くなります。

そういったミスを回避するためにも、体を動かして、その体の動き一つ一つに集中しましょう。

怒りを鎮める効果とともに集中力まで身につきます。

 

この3つを集中してやっていると、気づいたら他のことを考えていたとか、違うことをやらなくてはならなくなって、いつの間にか怒りがどっかにいっていたりします。

 

 

怒らないことを最優先にする

 

怒りが激しければ激しいほど怒りを鎮めるのは本当に難しくなります。

あんな苦しい心の状態でずーっと過ごすのは地獄です。

ですから、まずは怒らないことを最優先で生活してみましょう。

 

わずかな怒りにも瞬間的に「怒り」と気づいてみる。

しかし、そこで「あ~、また怒っちゃった」と落ちこむのはNGです。

ただ気づくだけでいいのです。

「はい、これは怒りですね。」と気づいて確認をするだけ。

それだけでいいのです。

 

「はい、心に怒りがあります」、「あ、これは怒りですね」、「あ~、結構イライラしてますよ」など怒りに気づいたら、いちいち言葉にしてみましょう。

 

そのうえで、呼吸に集中したりアファメーションをすればだいたいはすぐに怒りはおさまります。

 

しかし、今現在、激しい怒りがおさまらなくて苦しんでいる方は、瞑想などして心を徹底的に浄化していくしか方法はありません。

そういう状態になるまで心を放置してしまった責任はご自分でとるしかないのです(>_<)

 

とはいえ、怒りを鎮めていくうちに次第に怒りへの耐性がついてきます。

だんだんと怒らなくなっている自分に気づかれることでしょう。

 

怒りは発散するのではなく、気づくこと。

 

これを知っているか、知らないかで人生は大きく変わってきます。

お互いに怒りのない心をめざしてがんばりましょうね!

 

みなさまが幸せでありますように(*゚▽゚)ノ









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