激怒してしまって怒りがおさまらないときの注意点


激怒には特効薬はない

 

完治には長い時間が必要

 

そうですか~、激怒にまで怒りをもっていってしまいましたか~、それはすごく残念です。

わたしも激怒してしまい非常に心が苦しかったので、心中お察し申しあげます。

心に炎が燃えさかっているようで、胸が焼けつくようなあの感覚。

怒りというのは非常に苦しい感情です。



 

きっとこれを読みにこられた方は、激怒をなんとかしたいと思ってこの記事を読まれているんだと思いますが、残念ながら【激怒】に特効薬はないんです。

 

『怒りを鎮める確実な5つの方法』では、わたしも日ごろから実践している方法を書いたのですが、一番最初にはっきりと「激怒まで心を燃え上がらせないこと」と書いています。

 

自分が様々なことを実践してみて、そのうえでわかったことですが【激怒】にまで怒りの炎が燃え上がってしまうと、鎮火させるのは並大抵の苦労ではありません。

時間をかけて徐々に火をおさめていくしかないのです。

 

【激怒】への対処法は【忍耐】これのみとなります。




 

 

【激怒】は非常に危険な感情

 

【激怒】を放っておくのは非常に危険です。

何故なら人を殺しかねないほどの強い怒りだからです。

そこまでいかなくとも、強い怒りはあなたを常に苦しめていることでしょう。

怒りの感情に身を任せていると、何をしでかすかわからないのが人間です。

 

怒りの妄想をふくらませ続けると大量殺人も犯しかねません。

相模原の施設で起こった障害者殺人の事件や秋葉原でおきた無差別殺人は強い怒りの妄想が暴走したために起こったのです。

人を殺せば人生は終わります。

 

決してひとごとではないと肝に銘じて、ご自分の怒りに対処していきましょう。




 

強い怒りを抱いてしまった時の注意点

 

激怒ほどの強い怒りになると、怒りの感情を手放したくても手放せない状況になります。

去ったと思ったら、すぐにまた心が怒りに支配されるという状況です。

そういう時に注意しなければならないことがあります。

 

怒りの感情のときほど集中力がなくなるということです。

 

怒りの感情のまま車を運転したり、仕事をしたりすると、事故を起こしたり簡単なことも失敗したりして、ただでさえ辛い状況なのに、さらに辛い状況に追いやられる可能性が高くなります。

 

ですから、心が強い怒りに支配されていると感じたら、少し間をおいて感情がおさまるのを待ったほうがいいかもしれません。

 

ご自分の呼吸に気づくというのも有効な手段です。

深呼吸されて、脳に空気を送り込んでください。




 

 

手放したくても手放せないというジレンマ

 

怒りが強くなればなるほど手放したくても手放せないというジレンマがわたしたちを苦しめます。

 

怒りの感情というのは怒りが小さいうちに対処したほうが楽におさめることができるのですが、わたしたちは『怒り』という感情にどう対処するかなんてことは家でも学校でも習っていないんですね。

 

だから怒りたいときに怒りたいほうだい怒ってしまうのですが、そんなことをしてると怒りの感情をますますコントロールできなくなってしまいます。

 

そうすると何か許しがたいことが起きたとき、怒りが心に貼りついて離れなくなってしまい、自分がものすごく苦しむことになってしまうのです。

 

怒りを手放したいのに手放せない。

 

ここまでくると、もうちょっとやそっとでは怒りは心から離れてくれなくなります。

では、どうすればいいのでしょうか?

先ほども書きましたように、激怒に対する対処法は【忍耐】この一言につきます。

 

ここからは自分との闘いになります。

もしかしたらかなり長い闘いになるかもしれません。

 

しかし、ここは自分の幸せのために腹をくくって自分の心と対峙するしかありません。

誰もあなたの怒りを肩代わりしてくれません。

自分自身で、ご自分の怒りをなんとかするしかないのです。

 




 

 

【忍耐】とはどのようにすればいいのか

 

私たちは怒りを抱いたとき【我慢】してしまいがちです。

【我慢】とは自分の怒りを抑え込む行為のことです。

この【我慢】をし続けると心の病気になってしまいます。

 

では【忍耐】とは、どのようなものでしょうか?

 

【忍耐】とは一言でいうと「自分の心の状態に気づく」ということです。

 

『気づく』というのは言ってみれば『流す』と言っていいかもしれません。

【我慢】がため込む行為であるのに対し【忍耐】は流していく行為と言えるでしょう。

 

強い怒りの感情に心が荒れ狂っているとき、心はおそろしいほどの妄想が渦まいています。

 

起こった出来事を延々と頭の中でループさせたり、相手への憎しみから相手をひどい目にあわせる妄想をしたり、どうやって仕返しをしてやろうかと頭の中でずーっと計画を練ったりと、ひどい状況におちいっています。

 

その妄想を放っておくと、怒りが怒りを呼びさらに怒りの感情がひどくなっていってしまいます。

ですから、そういうときこそ自分の心と向かい合って、自分のひどい妄想を断ち切り続けるのです。

断ち切っては流していく。断ち切っては流していく。

 

自分で怒りをなんとかしようとするのではなく、ただ妄想を観察し断ち切るだけでいいのです。

 

そこを十分に理解したうえで、さらには激怒の状態から心を開放するには時間がかかるということを理解したうえで『怒りを鎮める確実な5つの方法』の2~5を実践されるとよろしいかと思います。

また、それほどの強い怒りで苦しんでおられるなら、日常生活に瞑想をとりいれられるといいでしょう。

 

心は常に変化しています。

 

ですから時間はかかるかもしれませんが、いつかその強い怒りから解放される日も来ます。

不思議なことにその強い怒りを乗りこえたとき、ご自分の心が前より成長していることにも気づかれることでしょう。

 

今のような状況におちいられたことは非常に残念ですが、ご自分の心を成長させるときがきたのだと思って、ご自分との闘いに勝たれてください。

皆さまが幸せでありますように( ゚▽゚)/








関連記事:怒りを正当化すると、のちのちとんでもないことになる

記事一覧はこちら→「心を洗う」

 


スポンサードリンク