不思議なお話
去年出雲大社に参った後のこと
【出雲大社にお参りに行ったら、竜神さまが出迎えてくださった!】で書いているのですが、去年の夏に出雲大社へ妹とお参りしたら、不思議なことが多々あったのです。
そのうちの一つが竜神様が鳥居の上でわたしたちを出迎えていらっしゃった写真がとれていたことですね。
眼球まではっきりと写っていていて「この人間に興味津々」みたいな無邪気な顔をしてこちらを向いておられます。
お分かりになりますか?
前回書いていなかったけれど、実は他にも不思議な出来事があったので、今回はそれを書いていこうと思います。
強い突風に3回見舞われる
一回目の突風
出雲大社へお参りしたのは山陰を旅行した2日目のことだったのですが、まずは鳥取県の境港にある『水木しげるロード』を散策して、その後、江島大橋を渡って島根県に入ったのです。

江島大橋を渡るとT字路があり、その左側にファミリーマートがあったので、そこで飲み物を買おうということになり、田舎のコンビニ特有の広~い駐車場の店から離れたはしっこのほうに車を停めたのです。
そしてその決断は正しかったのです。
わたしと妹と甥っ子が車をほぼ同時に降りようとして、ドアを開けた途端に、ものすごい突風がふいて、車のドアが勢いよくバッーンと開いて、おまけに後ろの座席にあったゴミ袋がすごい勢いで飛ばされていってしまったのです。
隣に車があったらほぼ確実にドアがぶつかっていました。
唖然とするわたしと妹と甥っ子。
「(((゚Д゚))) おねーちゃん、これって台風の影響?もうそんなに影響でるくらい台風10号って強いの?」
妹があせった様子で聞いてくるので、ヤフー天気で台風10号について調べてみたけれど、まだまだ四国のかなり沖にあったので、台風の影響なのか、たまたま島根県がその日風が強かったのかがよくわかりませんでした。
「(*-ω-*) よくわかんないけど台風の影響だったら10号かなりやばいよね。」
そんな会話を交わしながら、ジュースを買って店からでると、さっきの強風はなんだったんだというくらい、風はおさまっていたのでした。
『稲佐の浜』に砂を取りに行く
さて、妹がこの旅行をする何日か前にテレビで出雲大社の特集をやったのを見たらしいのです。
その番組によると『稲佐の浜』で砂をとり、それを出雲大社の素鵞社(
甥っ子は野球をやっていて「野球がうまくなるようにお祈りしたいから、ぜったいに稲佐の浜に寄ってね」というので、もちろんかわいい甥っ子のために寄りましたよ。
『稲佐の浜』は地元のひとの海水浴場になっているらしく、海で遊んでいる人がけっこういました。
そこで遊泳の監視役みたいなおじさんがいて「神様におそなえするのだから、人が踏んだようなところの砂じゃないほうがいい」と教えてくださったので、人が踏んでないようなところの砂を採取して無事出雲大社へと向かったのでした。
二回目の突風
二回目は前にも書いたように、出雲大社の拝殿のところで列に並んで順番を待っていると「ドォ~ン!」という地響きみたいな音の後に「ゴォオオオオ~」という飛行機が真上を通過したような音が響き渡ったのです。
おそらく風の音なのだと思いますが、どうも出雲大社は地形的に風の影響を受けにくいようです。
強い風が吹いても、あんまり風を感じません。
そのときも、音だけは大きかったのですが、風はほとんど感じなかったのでした。
しかし、音はものすごく大きかったので台風の影響かもしれないとビビったわたしは真剣に台風10号の被害が最小限になるようにお祈りをしたのでした。
三回目の突風
三回目は参拝が終わって、お土産を買うために出雲大社の駐車場から参道にある無料駐車場に移動したときに起こりました。
実は『稲佐の浜』の砂って、ものすごく粒子が細かいんですよ。
それでわたしの車のマットが砂まみれになっていたのです。
駐車場に車を停めて、いざ降りようとしたときに、なぜだかわからないけど無性に砂が気になりだしたのです。
「( ゚д゚) 足についた砂をほかの店に持ちこんでも申し訳ないしな~」
その駐車場のアスファルトが砂のような色だったというのもあって「ちょっと砂を落としとこ」と自分の足元のマットを取り出して、砂を落とそうとしたその時です!
バァ~~~ン!!!
とものすごい突風がつきあげてきて、マットが下から吹き上げられ、わたしはもろに砂を顔から浴びてしまったのです。
「( ゚д゚) コントかよっ!!」
と思わずツッコミをいれるくらい、わたしは顔から胸にかけて砂まみれになってしまったのでした。
ウエットティッシュで顔を拭いていると、妹に「何してんの?」と聞かれたので、訳を言うと
「(#゚Д゚) こんなところで砂を捨てるからバチがあたったんよ!」
と言われてシュン( ・´ω`・ )となるわたし。
「(´;ω;`) 神様に怒られちゃったのかな・・・」
「(´;ω;`) 申し訳ありませんでした。だって砂だから汚くないし、いいかなって思って」
言い訳まじりに神様に謝って、買い物をすませ、その後無事に帰途についたのでした。
結膜炎が治っていることに気づく
その旅行から1か月くらいした後に、竜神様が写真に写っていることに気がつき、その時の突風が竜神様が起こしたものであろうということがわかったのでした。
それで、そのことを知り合いに話すと、その方はそういうことに少し詳しい方で「ああ、それは祓ってもらったんだね」と言われたのです。
なんでもそういう強い風をふかせることで邪気を払ってくださるんだそうです。
それでそのとき気づいたのです。
「( ゚д゚) あ、言われてみれば、わたしいつの間にか結膜炎治ってる」
実はわたしは1年くらいアレルギー性の結膜炎にずっと悩まされていたのです。
眼科に行って目薬を処方してもらい、さすとすぐに調子がよくなるので、そのまま放置してしまい、するとまた悪化して目薬をさしてまた放置・・・の繰り返しだったのでした。
このままだと治らないし、目薬が効かなくなっても困るから、きちんと治療しようと決意をするもすぐに挫折。
正直困っていたのでした。
しかし、知り合いと話していて、わたしはいつの間にか結膜炎が再発していないことに気づいたのです。
「( ゚д゚) もうどれくらい目薬をさしていないんだっけ?」
その知り合いの人と話したのが10月くらいで、最後に目薬をさしたのが夏くらいだったので、もう2か月近く結膜炎が再発していないことになります。
やっぱり、あの風が祓ってくれたのか・・・?
あれは、いわゆる神風?
風と結膜炎が治った因果関係が証明できない以上、御利益と断言はできないのですが、おそらく神様が祓ってくださったのだと思います。
あの写真がある以上、そう信じたい。
ですので、11月の神在月に出雲大社へお礼参りに行って、きちんとお礼を言ってきたのでした。
神様は「願いをかなえるための道具」ではない
実はわたし、最近体調がすこぶるよくないのです。
ここ数年、季節の変わり目になると背中が重くなり、だるくてだるくて体を動かすのも辛くなるのです。
それが2か月くらい続くので、会社に行くのも辛いのです。
それで、ふと
「( ゚д゚) もしかしたら出雲大社へお参りしたら祓っていただけるかも」
という邪(よこしま)な考えが浮かんできたのです。
結膜炎を治していただけたのだから、このだるいのも治していただけるんじゃないかという甘い考えです。
人は弱っているときに、ついこのように他に頼ってしまうものですよ。
情けない・・・( ノД`)
しかしそういうときには数年前にスマナサーラ長老が言われた言葉を思い出すのです。
「神様は人間の叶えるための道具ではありません。まずは神様の幸せを願いなさい」
わたしは、その言葉を聞いたとき「そのとおりだ」と思ったのです。
だから、それ以来ずっと神社に参るときは、神様の幸せと繁栄をお祈りするようにしています。
あと、みんなの幸せに繋がるようなことをお祈りします。
例えば台風の被害がでませんようにとか。
心だに誠の道にかなひなばいのらずとても神やまもらむ
(神様に祈らなくても、誠の道を歩んでいるならば神様は守ってくださる)
菅原道真公の歌なのですが、今はこの歌がすごく心に響きます。
ですので、体は辛いのですが、心は元気なので明日からも頑張ろうと決意するのでした。
まあ、なんとかなるだろう( `^ω^)=3
みなさまが幸せでありますように( ゚▽゚)/