愛とは大きな力を得るということと同じ(PART2)


慈悲喜捨の心

 

「愛とは大きな力を得るということと同じ(PART1)」からの続きです。

 

仏教では「愛」という心の状態を「慈悲喜捨」という四つの状態に分けています。





 

慈悲喜捨の心とは

 

 

慈(慈しみの心):

みんなの幸せを願う心

 

悲(哀れみの心):

人の悲しみや苦しみをわかちあう、助けてあげたいと思う心

 

喜(喜ぶ心):

人の幸福を共に喜ぶ心

 

捨(平等で冷静な心):
「罪を憎んで人を憎まず」という言葉がありますが、そのような冷静な心のこと
自分で善悪の判断をせず、平等な心を持つこと

 

この心をまずは自分自身から始め、親しい存在、すべての生命、自分が嫌いな人や、自分を嫌っている人にまで広げていくのが「慈悲喜捨の瞑想」と言います。

 

慈悲喜捨の瞑想のやり方の記事「確実に幸せの運気が上がる魔法の方法」

ところで『ゴリゴリ期』を脱出して自分のエゴを一度でも外側から見てしまうと、すべての生命は自分自身のエゴで苦しんでいるんだな~ということがつくづく解ってきます。

 

そしてすべての生命が己にたいして優しくせっしてほしいと願っていることが解かってきます。
すると同じ「慈悲喜捨の瞑想」をしても心の入り方が違ってきます。

 

『ゴリゴリ期』の関連記事:「頑張っても頑張っても報われないと思っているなら~それは人生におけるゴリゴリ期です」



実はこの「慈悲喜捨の瞑想」、前の記事に載せていませんがオプションで「自分の嫌いな人々も幸せでありますように」、「自分を嫌っている人々も幸せでありますように」というフレーズがついているんです。

 

以前の私は「なんで私が嫌いな人の幸せまで願わないといけないの?」と思っていましたし、この瞑想を始めたころは無理をせずに「自分の嫌いな人」「自分を嫌っている人」のところは飛ばしていました。
心が強烈な拒否反応を示していたからです。

 

しかし『ゴリゴリ期』が「あなたの人間性はまだまだ未熟だよ」ということを教えてくれている期間であると解ってから、だんだんと慈悲喜捨の心を「自分の嫌いな人々」「自分を嫌っている人々」まで広げていくことが出来るようになっていきました。

 

よく勘違いされるのが「慈悲喜捨の瞑想」は他人が幸せになるように祈ることと思っている人がいるようですが違います。
この瞑想はあくまで自分のためにやるのです。

 

この瞑想のすごいのはやればやるほど自分に良いエネルギーがチャージされていくことです。
「生きとし生けるものが幸せでありますように」と唱えると自分の心がどんどん広がっていき楽になっていくのです。

 

他の生命の幸せを願っているにもかかわらず、自分の心が幸せになっているのです。
そうすると次第に自分と他の生命との区別はどうでもよくなってきます。

他の生命が幸せであるように願うと自分が幸せだし、自分が幸せだと他の生命の幸せを更に願えるようになるからです。

 

そうすると心にどんどん善いエネルギーがチャージされていきます。

 

私も心がこのような状態になったのは『ゴリゴリ期』を脱してからのことですので、初めのころは自分の心の状態に驚いていました。
「慈悲喜捨の心ってこんなにも自分の心を自由にしてくれるものなの~?」

私達が勘違いしているのは自分の欲しいものを手に入れたり、やりたいことをしたり、だらだらと怠けたりするのが自由と思っていますが、それだとエゴが強くなるばかりで、じつは本来の心の自由を奪われた状態になっているのです。

 

心を「愛」=「慈悲喜捨」の心の状態にしていけば心は自由になり本来の働きができるようになります。
心というのは本来すごい力をもっているものらしく、心を自由にするというのは大きなパワーを手に入れたも同然なのです。

 

例えば村上春樹さんが世界的な作家になったのは「愛」という心の自由な働きを手に入れたからです。
村上さんの本を読むと根底に「慈しみの心」があることがよくわかります。

村上春樹さんの関連記事「村上春樹さんに学ぶ暗闇人生脱出法(Part1~6)

売れる本や音楽というものは根底に本物の「愛」があるからこそ支持されるのです。

「ビートルズ」もその典型です。
みんな無意識のうちに根底にある本物の「愛」を感じているのです。

 

さて、むかし私は「らくちん道」という名前を付けて、いかに楽して生きるかを模索していた時期がありました。
まあ要は怠けものだったんです(笑)。

 

しかし、この「慈悲喜捨の瞑想」で心にエネルギーがチャージできるようになると本当に心が楽!
心が楽なのって、すごく幸せなんです!

 

怠けてゴロゴロしていても、心のどこかに罪悪感があり自己嫌悪に陥ったりしますが、心の楽を手に入れると怠けなくとも、ものすごく幸せになれるんです。

 

いや本当に「愛」=「慈悲喜捨の心」ってすごいです。

 

私はこのことに気付けて本当ラッキーでした。

皆様の幸せも心から願っています。

 

関連記事:人間力をあげるのに効果的な方法とは







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