手を上げて下す瞑想


 

手の動きを観る瞑想

 

前回の記事でも書きましたように誓教寺で6月17~19日に瞑想ミニ合宿がありました。

 

そのとき、スマナサーラ長老の法話の録音を聞いたのですが、そこで長老が「手の動きを観る瞑想」について教えてくださっていたので、みなさまにもご紹介したします。




 

手の動きを観る瞑想のやりかた

 

1.手の位置を決めてしっかりと覚える

座ってやっても立ってやってもいいと思いますが、両手の位置をまずは決めて、その位置をしっかりと頭にいれます。

 

2.(右手)「上げます、上げます」

左右どちらからでも、全くOKなのですが、ここでは右手からにします。

右手を「上げます、上げます」とサティをいれつつ、少しずつ上げていきながら、その変化しつづける感覚を観察します。

 

3.上に来たら「止まります」

右手を徐々に上げていって上まで来たら「止まります、止まります」とサティを入れて止めます。

 

4.(右手)「下します、下します」

上げた右手を今度は「下します、下します」とサティをいれながら下ろしていき、その感覚を観察します。

 

5.下した右手を最初と同じ位置にもどす

下まで右手を下したら、上げる前に決めておいた位置に「置きます、置きます」とサティをいれながら、右手を置きます。

 

6.左手も同様にします。



カンボジアの名僧:故マハ・ゴサナンダ師のご紹介

 

マハ・ゴサナンダ師はカンボジアに生まれ、14歳で僧侶となり30歳前に「マハ」の称号を授けられました。

「マハ」とは「偉大な」という意味です。

「ゴサナンダ」は「喜ばしき伝教者」という意味になります。

 

プノンペンの仏教大学を卒業後、仏教国のさまざまな施設を訪ねて、いろんな師に教えを請われました。

日本山妙法寺の創立者である藤井上人にも「平和と非暴力」についての教えを受けておられます。

 

その後、タイ南部の森の中で瞑想修行にはげまれておられましたが、4年がすぎたところでカンボジアで内戦が始まり、帰れなくなってしまい、それからさらに9年タイにとどまることになったのでした。

 

「毎日、カンボジアのことを思い泣きました」と後年言われております。

 

なんとかカンボジアへ戻るチャンスをずーっとうかがっておられたのでしょう。

 

タイのサケオ県はカンボジアとの国境に接する県で、カンボジアの難民キャンプができたところです。

カンボジア難民がサケオ県の難民キャンプに到達して三日後には師は難民キャンプに到達されました。

そして、心に深い傷を負った難民たちに「大慈経」のコピーを手渡され、一緒に唱和されたということです。

それは、カンボジアの人々にとって、とても馴染み深いお経でした。

しかし、内戦の間ずっと仏教は国民からとりあげられていたのです。

このお経によって、傷ついた難民達は癒されたのでした。

 

その後、師はカンボジアの平和と再生に慈しみと忍耐をもって尽力されたのでした。

 

後年、師が弟子に瞑想の指導をされるときにゆっくり拍子をとり左手を上げ下げしながら

「(タイの)僧院ではこんな風に習いました。

正しい気づきの心を持って、一呼吸づつ注意深く追いながら、一日中手を、上へ下へ、下へ上へ動かします。

毎日ただこれだけ、他には何もありませんでした」

と言われたそうです。

 

余談ですが、マハ・ゴサナダンダ師は「おそらく阿羅漢に悟ったであろう」と言われた方なのです。

 

ということは、この手の上げ下げの瞑想で悟りに達したといっても過言ではないと思われます。

そんな情報を得たら俄然やる気が湧いてきますね!

さあ、みなさまも是非、この瞑想をやってみてくださいませ。

 

みなさまが幸せでありますように( ゚▽゚)/

 





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