瞑想したときに生じる負の反応
眠気とは心にたまった毒素みたいなもの
さて前回の記事でも書きましたが、12月4日、5日、6日の3日間、誓教寺で女性だけのミニ瞑想合宿が行われました。
このブログでなんども書いていますが、私にとって瞑想の最大の敵は【眠気】。
もちろん今回の瞑想会でも初日から盛大な【眠気】に襲われることになりました(^◇^;)
しかし、わたくし今回の瞑想会で気づいたことがございます。
【眠気】とは日ごろの妄想まみれの生活によって溜まった心の毒素が表に出てきているようなものということです。
わたしたちは日ごろ、絶え間ない妄想・雑念で頭のなかがいっぱいになっており、それが心の毒素となってかなり心を疲弊させています。
それが瞑想することによって、心に溜まった毒素が表に現れやすい状態になります。
どうやらそれが【眠気】となって出てくるようです。
当然、合宿初日は「あんた眠るために来たんかい」というほどの眠気に襲われることになりました。
座る瞑想をしようものなら、あっというまに船をこぎだし、気がつけば転覆寸前。
目の前に畳があったりします。
瞑想中に眠くなって少しくらいカクッとなるくらいなら、そのまま続けて瞑想するのですが、ひっくりかえる寸前まで船をこぎだすと瞑想にならないので、最近は開き直って仮眠をとるようにしています。
しかし前日まで睡眠不足が続いていたのもあったせいか、仮眠をとっても眠気が去らず、結局初日は8時30分には就寝してしまったのでした(笑)
しかし、それがよかったのか二日目はかなり頭がすっきりして、食後に15分程度の仮眠をとっただけで、あとはかなり集中して瞑想ができ、三日目は仮眠なしで瞑想することができました。
私の場合、【眠気】という心の毒素は抜けるまでに1日~2日かかるということがわかり、無理をせず仮眠をとったり早めに就寝するようにしてから、瞑想にすごく集中できるようになったので、瞑想会で眠くて瞑想に集中できないという方がおられましたら参考にしてみてください。
瞑想会の後の好転反応
実はわたしには悩みがありました。
それは瞑想会の後、非常に体がだるくなって何もやる気が起きなかったり、イライラしたり落ち込んだりしてしまうということでした。
「なんで瞑想したのに、こんなになっちゃうんだろう・・・」と己のドス汚れた心にさらに落ち込んだりしていたのです。
今回の瞑想会の後も、ものすごく体がだるくて、呼吸するのも苦しいくらい状況になったり、ものすごく負の感情がわきあがってきたりして「もう死にたい」と思うような状況でした。
しかし、今回やっと「もしかして、これって瞑想したあとに起こるという【好転反応】ってやつか?」と思い当たったのです。
これはどういうことかと言いますと、ネットなんかでよく【好転反応】という言葉が使われているのですが、整体やマッサージなんかにいくと施術後に体がだるくなったり痛くなったりすることがあるように、瞑想をすると心の状態が表にでてきやすくなり、体調不良や落ち込みなんかが現れてくることがあるそうです。
それ読んだときは「ほぉ~、そんなことあるんだね~、気をつけよう」と思っていたのですが、いざ自分のこととなるとなかなか気づけないもんですな(^◇^;)
そもそも自分にそういうことが起きると思っていなかったので、「瞑想しても全然心がきれいになっていない。自分はなんて心の汚れたやつなんだ」と自分を責めてたりしてました。
もっと早く気づいていれば受け流せたのに、気づくのが遅れて無駄に苦しんでしまいましたよ~( ノД`)
皆さんも、瞑想会の後、落ち込みやすくなったりイライラしたり、何にもやる気が起きなかったりしたら、それはおそらく心の【好転反応】です。
心の汚れが表に現れてるのだと思って、観察しながら受け流しましょう。
激しい怒りやおちこみに襲われて、その感情にふりまわされると、また心を汚してしまいます。
わたしはこの状態が心の【好転反応】ということに気づいた瞬間、体のだるさも、落ち込みも怒りも消えてしまっていました(*゚∀゚*)!
せっかく心の汚れが表に出てきてくれているのだから、この機会に冷静に状態を観察して心をきれいすればいいのだとわかってから【好転反応】をまったく恐れなくなりました。
というより、むしろどんどん現れてくれという感じです。
いやいや、瞑想というのはほんと~に奥が深い。
まだまだ、瞑想初心者でいくつもの壁にぶちあたっているわたくしでございます。
でも、瞑想するのが楽しくなってきましたよ。
みなさまが幸せでありますように( ゚▽゚)/