ポジティブになろうと思ってなれますか?
ときにはどうやっても無理な時がある
Positive Thinkingって人生においてものすごく重要とされていますよね~?
ポジティブであるということは今はやりの「引き寄せの法則」でも重要ポイントになっています。
心がポジティブだと、いいことを引き寄せやすくなる、心がネガティブだと悪いことを引き寄せやすくなるいう法則ですね。
しかし、落ち込んでいるときにポジティブになれって言われてなれますか?
もう、毎日辛くて、苦しくてどうしようもないときに「Positive Thinkingで人生を変えましょう」と言われて簡単に変わるものでしょうか?
そんなに簡単に変われるなら、世の中幸せな人だらけだと私は思うんです。
心をコントロールするというのは、『引き寄せの法則』の本に書いてあるほど、簡単ではありません。
まあ簡単そうに見えるので、じゃあやってみようかなと思い、始めてみるのですが、大抵失敗に終わると思います。
では、みなさんは、心を積極的にするとき、どのようなことをされるでしょうか?
例えば音楽を聴くとか、自然に触れるとか、言葉を変えるとか、自己啓発の本を読むとか、アファメーションをするとか、まあ、様々な方法があると思います。
そういうことをして、いいことが引き寄せられた方も大勢いらっしゃることでしょう。
でも、そうでない人も更に大勢いらっしゃると思います。
その差ってなんなんでしょうか?
おそらく『業』の差なんですよね。
『業』とは簡単にいうと自分の行為で生じる「ポテンシャルエネルギー」(潜在的なエネルギー)のことなんです。
ですので、ものすごくざっくりと言えば、良い行いをすれば善業が増えてよい結果が生じますし、悪い行いをすれば悪業が増えて悪い結果が生じます。
しかしながら、業は前世から引き継いだ業もありますし、実は、ものすごーく複雑なものらしいので、あまり深く考えない方がいいらしいです。
ただ「引き寄せの法則」を使って幸運を引き寄せることができた方は、ポジティブ思考をすることで『善い業』が増えたから、いい結果を引き出すことができたんだろうな~と思うくらいでいいんじゃないでしょうか?
ラッキーなことに、業は自分の行いでいくらでも変えることができるとされています。
簡単に言えば、幸せになりたかったら『善い業』を増やせばいいわけです。
幸せになるには、良い行いを多くし、悪い行いを極力減らせばいいという簡単な理屈ですね。
さて、行いには体で行う行為と口で行う行為と頭で考える行為がある訳ですが、仏教では一番重要なのは『考える』行為とされています。
なんでかと言いますと、思考というのは際限なく、ずーっと頭の中で行っているものだからです。
みなさま、ずっと考え事をしているでしょ?
この思考が悪ければ、悪い業はどんどん溜まっていきます。
というか、普通に生きていたら悪業はどんどん溜まる一方です。
善業はほとんど溜まりません(;^ω^)
なのでPositive Thinkingって『業』を変えるためにも、ものすごく重要なことなんですね。
しかし、ずっとポジティブな状態でいることって簡単ではないですよね?
では、どうすれば、ずーっとポジティブ思考でいられるのでしょうか?
一番簡単な方法は「優しい心を育てること」です!
「はぁ~?!」と思われた方、やさしい心を育てることを侮ってはいけません。
慈悲の心を育てることは、究極的には「悟り」にまで通じてしまう、お釈迦様お奨めのものすごい善行為なのです!
優しい心の状態であるということは、超ポジティブ状態であるといっていいでしょう。
怒りの心を持たずに、常に優しい穏やかな心を持ち続けるのは、やってみるとわかりますがなかなか大変ですよ(^_^;)
でも、そういう心を地道に育てていくことこそ、幸せの近道だったりします。
怒りではなく優しい心で物事に対処する方法を考えながら行動すれば、自ずと知恵があらわれてきます。
優しい心を育てる瞑想がありますので、下の記事を是非参考にしてみてくださいね。
みなさまが幸せでありますように( ゚▽゚)/
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