村上春樹さんに学ぶ暗闇人生脱出法(Part5) 勇気


前回からの続きです。

村上春樹さんの著書である「世界の終りとハードボイルドワンダーランド」は人生のSuperMax暗黒時代である『ゴリゴリ期』を脱出するための指南書であり、キーワードに沿ってその脱出ための方法を説明しています。

 

『ゴリゴリ期』の関連記事:「頑張っても頑張っても報われないと思っているなら~それは人生におけるゴリゴリ期です」

 


世界の終りとハードボイルド・ワンダーランド 全2巻 完結セット (新潮文庫)

 

「村上春樹さんに学ぶ暗闇人生脱出法(Part4) 愛」では

キーワード5:愛
をご説明しました。




今回はキーワード6から説明していきます。

キーワード6:勇気

【世界の終り】の主人公は手風琴と唄によって「愛」を思い出すことができました。

そして、街から脱出させるために、影を背負って街の南にある川が地下に吸い込まれている「たまり」という場所に向かいます。

 

そこに向かう途中で影はこう言います。

 

「俺がこの街に必ず隠された出口があると思ったのははじめは直感だった。でもそのうちにそれは確信になった。

なぜならこの街は完全な街だからだ。完全さというものは必ずあらゆる可能性を含んでいるものなんだ。

そういう意味ではここは街とさえいえない。もっと流動的で相対的なものだ。

あらゆる可能性を提示しながら絶えずその形を変え、そしてその完全性を維持している。

つまりここは決して固定して完結した世界ではないんだ。

動きながら完結している世界なんだ。

だから俺が脱出口を望むなら、脱出口はあるんだよ。君には俺の言っていることがわかるかい?」

 

私達も一瞬一瞬変化していく存在です。
体も心も一瞬一瞬変化し続けているのです。
だから『ゴリゴリ期』も心で乗り越えようとすればできるのです。

あなたが『ゴリゴリ期』脱出を望むなら『脱出口』はあるのです。

 

続けて影は言います。
「他の出口はどこも厳重に塞がれているのに、南のたまりだけは手つかずのまま放ったからしにしてある。囲いも無い。

妙だとは思わないか?彼らは恐怖によってこのたまりを囲っているんだ。その恐怖をはねのけることができれば、俺たちは街に勝つことができるんだ。」

 

エゴの壁は強力で、出口はなかなか見つけることが出来ません。
出口に思えないところが出口なのです。

しかし、出口のヒントはあります。

エゴが強力にあなたを縛り付ける感情、それが出口のヒントになります。
関連記事:
心の牢獄から脱出せよ!~世界の終りとハードボイルドワンダーランド2」

 

例えば私の場合は「許せない」という強い怒りの感情でした



エゴはその怒りを手放せないようにするため、あらゆる方法を使って許すということをさせまいとします。
『ゴリゴリ期』脱出には他にも色々方法があるよとそそのかしてきます。

それでも「許す」という選択をしようとすると、エゴが強力に引き留めようとするために恐ろしいほどの葛藤が生じます。

 

その葛藤に勝つために必要なのが勇気です。

 

私の場合は「許せない」という激しい憎悪が『ゴリゴリ期』の始まりだったので「許す」ということがゴールだったわけですが、エゴが色々出口を隠してきたので脱出がすっかり遅くなってしまいました。

まあ、書くネタに困らなくなったのでいいんですけどね。

それで皆さんに早く『ゴリゴリ期』を脱出してほしくて、この記事を書いています。

 

「村上春樹さんに学ぶ暗闇人生脱出法(Part6) 体得すること」に続きます。









  記事一覧はこちら→「心を洗う」


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