妄想が幸せを壊していく~高畑容疑者はなぜ今回の事件をおこしてしまったのか?


まったくなんちゅ~親不孝者だよ

 

妄想を暴走させると不幸になる典型

 

女優高畑淳子さんの息子で俳優である高畑祐太容疑者が起こした今回の事件。

母親である高畑淳子さんの気さくで親近感のわく人柄と、本人のちょっと抜けた感じのキャラクターもあって、最近テレビでよく見かけるようになっていました。

 

親の七光りといいますが、この場合もその典型ですね。

しかし高畑淳子さんの人柄の良さから「あの親にして、この子あり」というような好意的な印象が大きかっただけに、今回の事件は衝撃的でした。

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親は大女優で、本人の人気も上がってきてテレビにどんどん出てくるようになり、まさに順風満帆。

それなのに今回のような事件を起こして、すべてをぶち壊してしまう心理というのは一体どのようなものなのでしょうか?

 

高畑淳子さんもお子さんが何とか独り立ちして、やっと肩の荷が下せたと思っていた矢先に起こった事件ですから、さぞかしショックだったろうと思います。

本当になんちゅう親不孝者なんだ!あの馬鹿息子!

 

さて高畑容疑者が今回の事件を起こしてしまったのは単純に自分の妄想を制御できなかったからです。

 

【妄想を暴走させることの恐ろしさ~相模原の障害者施設襲撃事件について】でも書きましたように、妄想を暴走させると人生が終わります。

妄想とはそれほど恐ろしいものなのです。

しかし、ほとんどの人が妄想を軽視しています。

 

妄想が自分を不幸にしているのにもかかわらず、みんな妄想を制御しようとはしていないのです。

 

私たちは程度の差はあれ、みな病気

 

さて、私たちは、ずーっとずーっと何をしている間も、頭の中で妄想を回転させながら生きています。

 

よく自分の頭を観察してみると、ひっきりなしに頭の中で様々な声や、映像がぐるぐるめぐっているのがわかると思います。

そして、その頭の中の回転を止めようと思っても、普通止めることができません。

 

心の制御にたけた人ならともかく、私たち一般人は頭が勝手に思考するのを止めることはできないのです。

自分の意志で脳が勝手に生み出す思考を制御できないのであれば、それは病気です。

あなたも私もみんな頭の病気なのです。

 

精神病というのは、その病気がもっと目立つようになったというだけのことです。

 

しかし妄想は楽しい

 

妄想、それは麻薬のようなもの。

やめようと思ってもやめられない、それが妄想。

自分の頭の中でのみ、人は自分の思い通りに生きられるのです。

 

大金持ちになって贅沢三昧に暮らす。

好きな人と結ばれる。

ドラマやアニメのなかの登場人物になる。

世界一周も、宇宙旅行も、世界征服も全部、頭の中でできてしまいます。

だから、人は妄想に執着します。

 

思い通りにならない人生。

それなら頭の中くらい自由に生きたっていいじゃないかと思うのが人情。

しかし、その甘い考えが不幸を招いてしまうのです( ≧Д≦ )



 

高畑容疑者の場合

 

高畑容疑者は「発達障害」の疑いがあると言われているそうですね。

それが事実かどうかはわかりませんが彼の落ち着きのなさは妄想をひっきりなしに頭の中でループさせ、心の制御ができていなかったということで説明できます。

 

私も落ち着きのない子だったのでわかりますが、とにかく頭の中はくだらない妄想でいっぱいなのです。

 

妄想が楽しいから、妄想をやめることができないのです。

そして、それが悪いことということさえわからないのです。

さらには妄想が妄想を呼び、集中力が全くなくなってしまい、日常生活に支障がでてきます。

 

例えば子供の時なら、忘れ物が多かったり、勉強に集中できなかったり、怒りやすくなったり、弊害は多岐にわたります。

 

高畑容疑者もずーっと頭を性的な妄想でいっぱいにしていたのでしょう。

しかし、若い男性ならそれはけっこう普通のことだと思います。

それが度を越えてしまうと、自分の欲を制御できなくなってしまい、今回のような事件をひきおこしてしまうのです。

 

【妄想を暴走させることの恐ろしさ~相模原の障害者施設襲撃事件について】でもご紹介しましたが仏教には十悪という人がやってはいけない悪い行いがあります。

 

十悪とは

1.殺生(せっしょう):生き物を殺すこと

2.偸盗(ちゅうとう):与えられていないものを奪うこと、盗むこと

3.邪婬(じゃいん):異性と邪な関係をもつこと

4.妄語(もうご):嘘をつくこと

5.綺語(きご):無意味なおしゃべりや噂話をすること

6.悪口(あっく):悪口や陰口を言うこと

7.両舌(りょうぜつ):他人との仲をさくようなことを言うこと

8.慳貪(けんどん):異常な欲

9.瞋恚(しんに):異常な怒り

10.邪見(じゃけん):間違った考え方、ものの見方をすること

 

相模原の事件では、犯人はの異常な怒りと10の邪見にとりつかれて殺人を犯してしまったのですが、今回の事件では高畑容疑者はの異常な欲と10の邪見にとりつかれて犯行に及んでしまったのです。

 

幸せに生きる方法とは

 

相模原の事件や、今回の事件を反面教師としてみると幸せに生きるにはどうしたらいいのかわかると思います。

 

お金や名声が幸せをもたらしてくれるわけではないのです。

 

最近、ジョニー・ディップの離婚騒動が話題になりましたが、彼なんてうなるほどお金をもち、世界的名声も手に入れたにもかかわらず、騒動の内容を見た限りではまったく幸せそうではありませんでした。

 

高畑容疑者だって今からどんどん成功していく矢先だったのに、自分でそれをぶちこわしてしまったのです。

 

ここから見えてくるのは、欲や怒りの思考を制御し、こころの集中力を育て、落ち着いた心で生活することこそ、幸せに生きる条件ということです。

 

しかし、そういったことは家でも学校でも教えてくれることではありませんから、みんな好き勝手に怒りや欲の思考で妄想し、幸せから遠ざかっているのが現状です。

 

またこういう事件が起こると、どうしても出てくるのが【親の育て方】はどうだったのかという論調。

しかし、どんな親も自分の子は幸せになってもらいたいし、いい人間に育ってほしいと願うものです。

自分の子供の頭の妄想まで制御しろというのは無理難題というもんでしょう。

 

あえて言うなら道徳をもっと教えるべきだったかもというくらいでしょうか。

しかし、私たちは人に教えられるほどの道徳観をもっているでしょうか?

自分のもっている道徳観が100%正しいと断言できるでしょうか?

 

そういったあやふやな道徳観でも、親は必死に子供を良い人間に育てようとしますし、子供も親の背中をみて育ちます。

普通はそれでうまくいくものなのです。

 

高畑淳子さんの会見をみれば、高畑淳子さんの人柄がどんなにいいかがわかりますし、仕事をしながら必死で子育てをしてきたということもわかります。

 

残念ながら妄想はそういう親の努力をぶち壊す破壊力をもっているということです。

 

『幸せ』は心の集中力を育てることから始まります。

どうやったら幸せになれるかわからないなら、まずは心の集中力を育ててみましょう。

それにはお釈迦様ご推薦の『ヴィッパサナー瞑想』と『慈悲の瞑想』がおすすめですぞっと( ゚▽゚)/

関連記事:ヴィパッサナー瞑想:座る瞑想のやりかたと注意点



記事一覧はこちら→「心を洗う」


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