「絶対に許せないと思う人を許すには~試行錯誤の日々の始まり」からの続きです。
絶対に許せないと思っている人を許す。
もう、許すなんて論外!絶対に不可能!と思えるほどの人が、あなたの側にいるなら、それはある意味ラッキーと言えるでしょう。
なぜなら、その人は否が応でも、あなたの心を成長させてくれる人だからです。
ただ『ある意味ラッキー』としたのは、正直なところ出来ればお会いしたくなかったというのが、当事者である私の本音だからです。
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題名は忘れましたが、スマナサーラ長老の本に「嫌いな人のことを心から心配してあげる、それですべてが解決します」と書いてありました。
答えはズバリこれです。
本当にこれで解決します。
しかし、これを読んでいる方々がどのくらい相手のことを許せないと思っているのかはわかりませんが、私の場合は相手への激怒が収まらず、嫌いを通り越して憎しみにまで感情が燃え広がっていたので「許すなんてとんでもない!相手を心から心配するって?なんで私が!」という状態で、その本を読んだ時はとても受け入れられるものではありませんでした。
そうして5年、紆余曲折を経て「心から嫌いな相手のことを心配してあげる」というところまで、やっと心を持っていくことができました。
許せない人がいるということは、自分を心の牢獄に閉じ込めるということです。
それは、心の自由を奪い自分を苦しめます。
許せないと思っている相手を許すということは、自分自身の解放に繋がるということがやっと解りました。
私の場合は答えがかなり前から示されていたにも関わらず、それを認めることができませんでした。
答えは出ていたのに、心がそれを受け付けることが出来なかったのです。
牢獄から「出たい!出たい!」と思っていても出口が見えない状態だったのです。
答えがあっても、心をその状態に持っていくというのは全くの別問題ということです。
だから、本をいくら読んでも心を変えることは難しいと思います。
読んだら、まずは何かしらのアクションを起こして、自分のものにしていくしかないと思います。
ただ、私のように5年も掛ける必要は全くありません。
私もこの5年を振り返ってみて、力の入れどころ間違っていたなあとか、こうやればよかったなあとか思うところは多々ありますので、次回からはそこら辺を紹介していきたいなと思います。
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