仁王立ちでスズメバチを迎えうつ
奴らに手加減という言葉はない
【絶対絶命の大ピンチ!~スズメバチに取り囲まれたら(パート1)】から続きます。
あえて、ここではスズメバチのことを『奴ら』と呼ばせて下さい。
それほど痛かった( ≧Д≦ )
さて、仁王立ちになってスズメバチと対峙したわたし。
もちろん刺されましたよ。
しかも三か所も( ノД`)
右腕に2匹、左腕に1匹とまり、奴らがぶっとい針をわたしに突き刺すのが見えました。
「んげぇ~~~!!!」
それは『激痛』としか言いあらわしようがない痛み。
※ちなみに、ここで「激痛」とサティ(気づき)を入れられたかどうかは、もはや定かではありません。
奴らに「少しでも痛くないように刺してあげよう」なんて気持ちはこれっぽっちもないらしく、痛みがMAXになるように狙って刺しているようでした(><”)
それでも動いたら、さらに刺される可能性があったので、『激痛』に耐え、微動だにしなかった私。
う~ん、私、なんとかっこいい・・・<( ̄^ ̄)>
今日のところはこれくらいにしといてやるぜ
3匹が刺しおわって、わたしから離れると
「今日のところはこれくらいにしといてやるぜ、ケッ!」
というような感じで、ほかのスズメバチと共に巣に戻っていくのがわかりました。
ほぼスズメバチの羽音が聞こえなくなったところで
「全員、退避~!」
気持ちだけは全力疾走でしたが、またスズメバチを刺激してはいけないので、ゆっくりと静かにその場から離れたのでした。
少しくだって、ハチが追いかけて来なさそうなところで、いったん休憩。
わたしは以前にもハチに刺されたことがあるので、アナフラキシーショックも心配でした。
何より困ったのがスズメバチに刺されたときの対処法の知識がまったく無かったことです。
とりあえず、虫さされの薬はぬりましたが、もちろん対処法としては、まったくダメです。
やっぱり、近所の山とはいえ「なめたらいけん」ということをつくづく思い知られたのでした。
【慈悲の瞑想】で死にそなえる
アナフラキシーショックをおこしたら、すぐに対処すれば助かることもあるそうですが、山の中でおきたら、ほぼ確実に「死」に至ることになります。
「やばい・・・」
仏教では死ぬときの心の状態で、次に転生する世界が決まるとされています。
心が清らかであれば天界に。
心がどす黒く汚れていれば、幽霊になったり(餓鬼道)、動物に生まれ変わったり(畜生道)、もっとひどければ地獄にいってしまうということです。
当時のわたしは、つらいことや理不尽なことが山のように襲ってきて、心が非常にすさんでいるときでした。
「今死んだら、わたし確実に悪いところに逝くわ・・・」
わたしには、そうなる確信がありました。
こんなに心が怒りと憎しみで渦まいた状態なのに、のうのうと天国へ行けると思うほど面(つら)の皮は厚くない。
しかし、今も十分つらいのに、死んでからもつらいというのは、どうにかして避けたい。
そこで、私は【慈悲の瞑想】をして、こころを少しでも清らかにすることにしたのです。
【慈悲の瞑想】で「生きとし生けるものの幸せ」を願い、清らかな心の状態に少しでも近づけることで、最悪のところに逝くのは避ける作戦です。
これはスマナサーラ長老が本の中ですすめられている方法なので、効果は期待できました。
ですので【慈悲の瞑想】を集中してすることにしたのです。
死後はどうなるの? (角川文庫)
しかし、周りが集中させてくれない
とはいうものの【慈悲の瞑想】に集中しようとするのだけれど、うちの犬が「なぐさめて」と頭をすりすりしてくるので、撫でながらなぐさめてやらなくってはならなかったり、友人が心配していろいろ話しかけてくるわで、実際のところは【慈悲の瞑想】どころではなかったのが本当のところです。
まったく、なぐさめてほしいのはこっちのほうだよ(ToT)
そうするうちに20分くらい経ってしまい、アナフラキシーショックの危機は回避できたようでした。
それでは、長くなったので続きはまた明日( ゚▽゚)/
明日はスズメバチに襲われた時の対処法のまとめになります。
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